ハルウララ

新華社発行の日刊紙、新華毎日電訊はこのほど、高知競馬(高知市)でデビュー以来、113連敗中の牝馬ハルウララの国民的人気について「多くの日本人がハルウララに人生の価値を見いだしたことが原因」などと分析した署名記事を掲載した。 記事は「生きる意味を教えてくれた春麗ハルウララ)」との見出しで、「努力を続けながらも不景気から抜け出せない日本人」が、連敗を繰り返すハルウララに感銘を受け、勇気付けられている様子を詳細に描写している。 記事は、最近の日本人の傾向について「努力しても、能力的な限界などから結局は失敗すると考えてしまう」と指摘。連敗しても走り続けるハルウララは、そうした日本人に「自分の能力に限界があろうとも、何事にも全力で取り組む素晴らしさ」を思い起こさせ、これが爆発的な人気につながったと分析した。 さらに、ハルウララ自身を「気性は荒いが頑丈で、何度負けても果敢に勝負を挑む」「レースで見せたひた向きな姿は人々の脳裏にいつまでも残るだろう」と絶賛。引退後は北海道の牧場で、自由に駆け回れる日々が来るとの観測も示している。

僕はあまりハルウララが好きではないので特に語ることはありませんが、ハルウララ→「春麗」ってまんまですね。チュンリー
競馬の世界において勝てない馬が走り続けるってのはどうも納得がいきません。この話については厩舎関係者の葛藤や、高知競馬の問題など、けっこういろいろなところでいろんなもの読んでるんで走り続ける意味というのはわかる部分もあります。でもお金が賭けられている真剣勝負の場で勝てない馬が走り続ける・・・というところには少々疑問を感じます。