keane/hopes and fears

Hopes & Fears

Hopes & Fears

タイトルが意味深なkeaneの1st。2nd「Under the iron sea」よりもフワッとした感じがなく、一つ一つの音がはっきりとしています。これ以上どこかに音を詰める余白すらないくらい全く無駄なく音で空間を埋め尽くしてます。もっとも、それは2ndでも同じなんですが、その音の広がりが2ndが「線」なら、この1stは「点」のような感じです。間を「線」でつなぐのではなく「点」で無数に空間を埋め尽くしてるからこそ、何かこう、余裕がなさすぎて聴いてると最後の方にだんだん息詰まってきます。僕は2ndの方から先に聴いたので、どう進化するのか結果を知った状態でこの1stを聴いたので安心して聴けましたが、もし順番どおり1stから聴いてたら、このままどこへ行ってしまうんだろうと心配しながら聴いてたかも。
関係ないですが、ジャケを開いてCDを取り外した下に入ってる写真で、Richard Hughesが着てる「OSAKA」Tシャツが気になります。