最近の小学生事情

仕事柄子供らの興味の対象やら思考のプロセスなんかについてたまに調べることがあるんですが、インターネットに関していろいろ調べてました。小学生に限ると、なんでも学校で「ホープページやらブログやらをやってみよう」と言われることがあるらしいです。
で、小学生ブログランキングとやらを覗いてみました。(http://www.student-blog.com/kids/rank/
ざっと見た感じですが、やはりというかなんというか、学校で何を教わってブログなどをやっているんでしょうか。
ネット上で発言することの意味とは?またその注意点は?ネット上で名前と顔を公開してしまうことの危険性は?著作権に関する意識は?そもそも著作権という概念自体持っているのか?世界中の誰にでも見られる可能性があるという意識はあるのか?
また別の機会があればいろいろと書き残したいと思いますが、まず小学生という立場からして彼らに責任を取る能力はないはずです。インターネットの世界に向けて発言するということは、街角で拡声器を使って街行く人に語りかける以上のことであると理解しているんでしょうか。小学生が自分のブログ上で何か思想的な発言をしたとして、それに対する反論が来たらしっかりと処理できるんでしょうか。公開している以上は「嫌なら見なければいい」などという意見は全くもって意味を為しません。
なぜこのようなことを学校でしっかり教えないのか不思議でしょうがないです。インターネットの世界が決して仮想現実ではないということをしっかり教えておかないせいで、なんの悪気もなく面と向かっては決して言わないようなことを平気で書いてしまうというようなことが起こり得ます。
小学生がブログなどやるものではないとは思いませんが、学校でしっかりと教育した上で、というのを前提にしないと後々困ったことになるんじゃないかなっと思ってちょっと大人気ないかもしれませんが最近気になってることだったのでいろいろと考えてみました。